紗倉まな『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』一気読み

高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職

出典:http://www.amazon.co.jp/

人気AV女優の紗倉まなさんといえば、文才があることでも知られています。あまりに知的というイメージができすぎてしまったためか「抜けない」と言われてしまうこともあるとか…。

紗倉:AVって女性の内面を隠す文化みたいなものがありますし、物静かな女の子のセックスを見て興奮する男性も多いと思うんですね。だから自分の考えを発信していると「夜のおともにしていたのに、もう紗倉まなで抜けなくなった」と言われることもあります。

紗倉まなが小説を出版「頭がいい女には興奮できないと言われても、書きたかった」

私は今も昔もファンだったりします。そんな紗倉まなさんの処女小説の前、2015年1月に発売された『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』。今回は初著書となる本作を見ていきたいと思います。

 

目次

高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職

本書は全7章で構成されています。

  • [第1章] AV女優:紗倉まなになる前のお話
  • [第2章] 18歳、今日からAV女優の仲間入り♡
  • [第3章] 一流のAV女優になるために私が心がけていること
  • [第4章] AV業界で起こった衝撃のエピソード
  • [第5章] 教えてまなちゃん!AV業界のあれこれ
  • [第6章] 紗倉まなの思う恋愛と性のこと
  • [第7章] 生涯AV女優宣言

そして、巻末には「紗倉まなが選ぶ思い出の出演タイトル」も掲載されています。ファンならAV女優本人が思い出に残っている作品って見ておきたいところです。

 

[第1章] AV女優:紗倉まなになる前のお話

第1章では、紗倉まなさんがAV女優になる前の話が綴られます。14歳で出会ったアダルトビデオがAV女優になるきっかけだったこと、恵比寿の事務所で面接を受けたこと、初めての裸の撮影現場(宣材写真の撮影)の様子が書かれています。

 

初めての裸の撮影現場

撮影が始まってからはもう、無我夢中。もちろん今までも、デジカメやケータイで友達と写真を撮り合ったりするということはありましたが、大きな一眼レフレンズに向かって目を大きく見開くという行為は初めてのことでした。プロのカメラマンさんが使う一眼レフカメラのレンズを覗けば覗くほど、丸いレンズがいくつも重なっているのが見えて、どこを見たらいいのかすらもわからなくなってしまったんです。

 

親にもきちんと話しています

いざメーカー面接に行き、SODさんに所属が決まって、ようやく母に報告することができる機会が訪れました。当時は高専の女子寮に住んでいてなかなか実家に帰ってこない娘を、「久しぶり〜!」と温かく迎えてくれた母。「あ、お母さん、実はね」と唐突にAV女優になることを話し出す娘。「!? !? !?」と言葉にならない反応を返してくる母。……とほほ、本当にごめんなさいという言葉以外見当たりませんでした。

 

[第2章] 18歳、今日からAV女優の仲間入り♡

第2章ではいよいよAV女優としての紗倉まなさんの活躍が見られます。誰もが気になる撮影時の気持ちなどが事細かに綴られています。初めてのアダルトビデオの撮影現場についてこんなことを述べています。

 

初めてのアダルトビデオの撮影現場

紗倉まな AV Debut

デビュー作、「紗倉まな AV Debut」を撮影した時は、台本もなく、どんなことをするのかということも事前に知らされていませんでした。メーカーであるSODさんとしては、「AV業界を全く知らない、AVを全く見たことがない私が、どんなプレイをするのか見たい」という意図があったそうです。最初から台本を見せられたり、演技指導をされることもなく、「男優さんに身を任せて、プレイを楽しんでください」ということだけ言われました(他の女優さんもそうなのかしら……?)。

 

[第3章] 一流のAV女優になるために私が心がけていること

第3章は、紗倉まなさんが一流のAV女優になるために心がけていることです。十分に一流だと思いますが、このあたり生涯AV女優を宣言するだけあります。

心がけていることには、無理をしないこと、礼儀を持つことなど、メンタルについてのこともあれば、技術面に走らないようにというテクニックについても言及しています。

 

AV撮影は人と人の体と心が重なり合うもの

テクニックだけが全てではない。

自分がAV女優としてどう成長していけばいいのかと考えた時に、あまり頭でっかちになりすぎて、技術面に走るのは止めようと思っています。テクニックを提供するのはまた違うお仕事なのであって、私たちAV女優は、そのシチュエーションを見せる、セックスを表現することがお仕事だと思っています。

ちなみにネットのレビューを定期的にチェックしているそうです。2ちゃんねるは誹謗中傷が多いために見ていないとか。これは自己防衛なのだとあります。

 

[第4章] AV業界で起こった衝撃のエピソード

第4章では、これまでに紗倉まなさんが経験したエピソードが語られます。衝撃とは異なりますが、たとえばSODの撮影がとても長いことについても書かれていました。

 

終わりが見えないエンドレスな撮影

SODさんの撮影は、撮影時間が長いことでも有名。朝の8時頃に集合して、オールアップ(終了)が翌朝の4時ということも時々あったりします(悲鳴)。

撮影にあたり、拘束時間は26〜50時間程度といったところでしょうか。一つの作品の中で、メインとなる絡み(セックス)のシーンは3〜4カットほどあり、その他にもオナニーシーンやドラマのシーンがあったりします。それだけ様々なシーンを撮影するといっても、編集ではどこのカットが使われるか全くわからないので、気を緩めずに全てのシーンに取り組んでいます。

 

放尿しながら白目を剥くシーンに1時間

紗倉まな×ナチュラルハイ これが噂の痙攣薬漬け水着モデル 絶叫10連続FUCK 大復活スペシャル

様々な作品に出演してきた中でも忘れられないのが、過激なことで有名な”ナチュラルハイ”というメーカーさんでの媚薬もの撮影。その作品の中で、痙攣をしながら(!)、放尿して(!!)、白目を剥く(!!!)、なんて三拍子が揃った過激なシーンが含まれていたんです(そんな器用なことができるならやってみたいわ……)。

難題なのは、白目を剥くのと同時に放尿をしなくてはいけないということ。素晴らしい尿スプラッシュを見せるためにと、膀胱がふくれているのを下腹部で実感するほど水を飲んだのに、人前で放尿すると身構えた瞬間に全く出なくなってしまったんです。手足を拘束されて、全身に電マを当てられているという状況に加えて、白目も剥き続けなくてはいけないし放尿しないといけないしで、パニック状態。結局そのシーンを撮るのに1時間以上かかってしまいました。

紗倉まなさんが出演しているナチュラルハイの作品は『紗倉まな×ナチュラルハイ これが噂の痙攣薬漬け水着モデル 絶叫10連続FUCK 大復活スペシャル』です。

 

[第5章] 教えてまなちゃん!AV業界のあれこれ

第5章では、みんなが気になるだろう疑問に紗倉まなさんが答えています。簡潔に箇条書きでまとめるとこんな感じでした。

  • 紗倉まなの芸名の名付け親は、「紗倉」が事務所、「まな」が所属メーカーのSOD
  • 給料の半分以上は貯蓄している
  • 体調が悪いときはなかなかイケない

また、以前からよく紗倉まなさんが発言するAV業界についても書かれています。

 

AV業界って怖いイメージですが……

「AV業界、恐ろしい……」なんて先入観をもつこともなく、無知のままこの業界に飛び込んでしまったわけですが、3年が経った今でも怖い体験をしたことはありません(怖いお兄さんに出会ったこともありまてん)。

結局そんな(ネガティブな)イメージもただの「偏見」であって、この業界は驚くほど、「健全」だったということです。

 

[第6章] 紗倉まなの思う恋愛と性のこと

第6章では、紗倉まなさんの恋愛観について書かれています。読んでいて非常に興味深かったので、いくつか引用したいと思います。

 

Hもプロフィール項目の一つ

私はどちらかというと、「付き合う前にHをするのはアリ」だと思っているんです。と言いますのも、「Hは相手を知るためのプロフィールの項目の一つとして捉えるべきなんじゃないかな」という、ちょっとした持論がありまして。この人はどんな趣味があるのかな、休日は何をしてすごしているのかな、といった相手の情報欄の一つの項目として考えてもいいのではないかなと思うんです。

 

理想の恋愛・恋愛観

好きな男性のタイプは? と聞かれても、いつも一言で済ませられなくて「う……」と言葉が詰まってしまいます。男性の顔立ちや見た目はどうでもよくて(気にしないんですよね)、それよりも、こんな根暗な私とでも話しが盛り上がる人が一番の理想です。

 

プライベートでのセックスはこれが理想♡

どの体位がいいとか、どのプレイが好きだとか、そういったこだわりはないのですが、好きな男性の「ギャップのあるセックス」がとても好きなんです。例えば、普段はおとなしいのに、セックスになると突如攻撃的なSキャラになったり、暴言を吐いたり、軽く首を締めて興奮しだすといった危険な性癖があって、カレ独特のワールドがあるセックスはずっと忘れられなくなります(南無)。

 

どこからが浮気・っていうのは人それぞれだけど…

タレントさんや女優さんなど、それが例え表舞台に立っているような芸能界にいる女性であっても、その人を検索したりしているのを見るだけで一気に落ち込んでしまうんです(知りたくなかったな〜って後悔します)。すぐに知り合える女性なのか、知り合えない女性なのかということは全く関係がなく、興味を示すという気持ちに対して嫉妬してしまうんですよね。ただのソクバッキーなのです……(涙)。

 

[第7章] 生涯AV女優宣言

第7章では紗倉まなさんの「現役AV女優」でいるこだわりが伝わってきます。

 

現役AV女優だからこそ伝えられることがあると思う

コラム執筆やこの書籍の出版など、好きなことができるのありがたい環境ではありますが、だからといってAV女優というお仕事を辞めたいわけでは全くないんです。AV女優というのは私の根底にあるもの。なので、「元AV女優」ではなく、「現役AV女優」が今思うことや考えていることを、世の中に発信していくことができたらいいなと思っています。

 

紗倉まなが選ぶ思い出の出演タイトル

以下、紗倉まなさんが選ぶ思い出の出演タイトルを6作品紹介します。

 

紗倉まな AV Debut

紗倉まな AV Debut

怖いもの知らず、業界知らず、カメラ映り気にせずの状態で挑んだデビュー作。ワクワクしていたのを思い出します。まさに、無知の強さといったところでしょうか。一番私らしい作品だったのかなと思います。いまだにこの作品は、恥ずかしくて見られません。

DMM:紗倉まな AV Debut

 

チ○ポ我慢選手権 ~どんなに感じちゃってもギンギンのチ○ポをマ○コに入れちゃダメッ!!~ 紗倉まな

チ○ポ我慢選手権 ~どんなに感じちゃってもギンギンのチ○ポをマ○コに入れちゃダメッ!!~ 紗倉まな

某バラエティ番組をパロったちょっとおマヌケな内容のこの作品。「笑わせよう、そしてチ○ポを入れよう!」という心意気の男優さんに迫られるので、必死の攻防線になりました話。某番組同様、全部がアドリブという、今までになりスタイルの撮影でした。

DMM:チ○ポ我慢選手権 ~どんなに感じちゃってもギンギンのチ○ポをマ○コに入れちゃダメッ!!~ 紗倉まな

 

紗倉まな×ナチュラルハイ これが噂の痙攣薬漬け水着モデル 絶叫10連続FUCK 大復活スペシャル

紗倉まな×ナチュラルハイ これが噂の痙攣薬漬け水着モデル 絶叫10連続FUCK 大復活スペシャル

白目を剥きながら放尿するというハイレベルなシーンがあり、かなり苦戦しました。自分を奮い立たせて取り組んだ結果(前日に白目や痙攣の練習をした効果もあってか)、衝撃的な映像に仕上がりました。今振り返っても、一番ハードな撮影だったなぁと思います。

DMM:紗倉まな×ナチュラルハイ これが噂の痙攣薬漬け水着モデル 絶叫10連続FUCK 大復活スペシャル

 

性感エステ×フルコース 10コーナー240分SP 紗倉まな

性感エステ×フルコース 10コーナー240分SP 紗倉まな

デリヘル、ピンサロ、イメクラや乳首エステなど全10種類の性感エステにチャレンジしました。撮影は深夜にまで及び大変でしたが、「こんなサービスもあるんだ…」「性癖って色々あるんだなぁ」と、知らない世界に少し足を踏み入れたような気持ちになって新鮮でした。

DMM:性感エステ×フルコース 10コーナー240分SP 紗倉まな

 

溢れる愛液、唾液、汗…体液まみれ濃密‘汁音SEX’ 紗倉まな

溢れる愛液、唾液、汗…体液まみれ濃密‘汁音SEX’ 紗倉まな

音の臨場感が楽しめるバイノーラル収録で撮影したこの作品。その収録用の特殊マイク「マネキンマイク」(マネキンの形)をひたすら撫で回したり、キスをしたりと、現場はなんともシュールな雰囲気に。音声さんがとても大変そうだったのが印象に残っています。

DMM:溢れる愛液、唾液、汗…体液まみれ濃密‘汁音SEX’ 紗倉まな

 

精子、全部飲む。 紗倉まな

精子、全部飲む。 紗倉まな

撮影当日は、「ごっくん講習」を監督から直々に受けました。「舌にくぼみを作って精子の受け皿をつくる」「精子を受け止める時には声を出すようにする」「カメラにしっかりと精子を見せてからごっくんする」などなど。テクニック的な面で成長した気がします。

DMM:精子、全部飲む。 紗倉まな

 

まとめ

紗倉まなさんの初著書『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』を一気に見てきました。5,000文字超えというアダルトサイトにしてはかなりの文章量になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました(といっても紗倉まなさんの引用文も多く使っていますが)。

紗倉まなさんは先日のDMMアダルトアワードでもメディア賞を受賞するなど、多方面で活躍されています。今後も「現役AV女優」としてさらなる活躍を応援しています。